嫌という程晴れた日が続いて絶不調。

クーラーをかけた車の中で、悶々。

夏が来てしまったら本当にどうしたものだろう。

 

煙草を吸いながら、編集長の愚痴をこぼしていたら

気がついたら背後にいたなんてことがあり

さらには、「自分なんてこの野郎と思われるくらいでいい」

などと言ってくれるものだから、なんだか本当に

この人の笑顔は怖いなあ、と涼しい夜風の中で思った。

片手で灰皿、もう一方の手にライター、なんだか間抜けた所を見られた。

 

デスクが向かい合っている別の編集長が、なんだか機嫌が良かった。

結構な時間をおしゃべりに費やしているのがその証拠で

私が渡した記事のことで、とやかく言っていたけれど

怒っているという雰囲気ではないので、話題をすり替えながらごまかす。

そういえば朝も、いつのまにかヒルの話をしていた。

「無理矢理はがすと、口の破片が残るんだそうですよ」と言うか迷ってやめた。

 

営業エリアではりきって活動しているおじいさんのAさんに呼ばれて飲み会に。

車を使う用事が明日あるので、お酒を召すわけにもいかず。

御年いくつか知らないけれど、LINEもやるし、楽器も披露。

軍歌を歌う老人がいて、音もわからないのに合わせようとして不協和音。

手や肩やら太ももを触ってくるので適当にしていたら奥さんが見ていた。

片付けを手伝いながら、ご婦人方に気を使って疲労。

 

『片恋の日記少女』中村明日美子花とゆめCOMICS

印象で勝手な恋を展開する教授の息子が、その相手を探す話。

筆者が描く女の子は華奢だけれど、それ以上に男が綺麗。

 

一方的なイメージで、キャラクターづけられる時期が

社会人2年目になったことで崩壊しつつあり、

色んな人と出会いすぎて、片思いばかりしている。

 

片恋の日記少女 (花とゆめCOMICS)